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執筆者の写真hiroko19613588

すぐ死ぬんだから



「すぐ 死ぬんだから」


おどろおどろしい本の題名




姉に勧められて読んでみた




奇想天外なストーリーで


現実、そんなことがあったら


結構、厳しいぞ


亡くなった夫に42年間隠し続けた妾が


立派な息子まで


それが思わぬ展開へと行くのだが




妾という言葉も


古めかしいが




78歳、気骨な主人公は


ハイヒールを履き


鮮やかな服をまとい


もちろんネイルもサロンで




様々な感情がありながらも


サバサバと毒を吐きながら


正直に冷静に生きている




80歳を目前にした女性主人公の


外見に関する物語で


それは主人公の嫌いな


内面と繋がっている




読んだ後の言い知れぬ爽快感


「 品格ある衰退 」


衰退する肉体も


生きてることも楽しもう


そんな気にさせてくれた




「すぐ死ぬんだから」


内館牧子のワールドに触れた


今の私に最適な本です



















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