今日は 朝から名護市での仕事
国道を走らせて 北上
恩納村を過ぎたころから
道路沿いには すすきの穂が
あちらこちらに
暖かい沖縄でも
秋の到来を感じます
子どもの頃は すすきの穂を集めて
箒(ホウキ)を作って遊んだものです
新築のアパートとか
畳間、和室が無くなりつつある現代は
掃き掃除と言えば
コロコロやフロアーワイパー、掃除機で
かつては
どの家にもあった箒(ホウキ)
「掃く」という行為は心の穢れを掃く
という意味もあって
実用的な掃除道具という事以上に
箒には神が宿るとされ
祭祀用の道具とされる
神聖な意味合いもあったよう
便利になっていく 生活様式の中で
日本古来の伝統や文化 精神性が
薄れて 消えていくのは
すすきの穂が揺れる
秋の空とおなじように
少し 寂しい気持ちになってきます
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